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「横浜駅SF」を読んだ。 [本]

ちょっと前に話題になっていた「横浜駅SF」を読んだ。最初はとんでもSFかなと思っていたが、サクッと読めて論理的な辻褄が合っていて読みやすかった。ともあれ最初に感じていたトンデモ感はずっと続いていたわけだが、読者を飽きさせないという点においてはなかなか悪いものではなかった。

いつまで経っても改築工事が終わらない横浜駅を揶揄して本作品は誕生したのもあるのだろうけど、横浜駅が自律的に日本全土(一部除く)を覆うというちょっと荒唐無稽な話ではあった。

確かに横浜駅の改築の継続はずっと続いていた。ここ20年の変化は、みなとみらい線への対応と南口、北口の増設なんだろうなと思う。個人的には南口と西側の一度上がらないといけなかった部分のショートカットがありがたかった。

横浜駅は最寄りの大きなハブステーションであったが、横浜駅周辺自体あまり用がなかったので、予備校に通ったぐらいがよく関わったことであった。正直コンパクトな街ではなかったし、その割には店が特に充実したわけではなかった。服とか食べ物を買いに行くには悪くないのかもしれないけど、自分の興味としてはあまり当てはまらない感じであった。本屋は微妙に小さめだし、パソコンのパーツショップはドスパラしかないし、パソコンの自作がわりと流行った時も量販店が追随したが微妙な品揃えだった。

そんなわけで横浜駅にはあまり思い入れはない。やたら人がいて人が減らないかなと思っていたぐらいで、通常の通路と乗り換えの道が重なっていたりして非常に不快であった。何にしても人が多いと疲れるのだ。

ともあれ、そういう増築というか改築が永遠に続いている感じが本作品の通底した前提となっている。構造遺伝界というのがこの冒険物語のキモとなっていて、それを利用したり壊したりして話は進む。自律的に増殖する上に破壊するのが困難というところが話に面白みを出している。まぁよく考えればコンクリート様の構造物が生えてくるということ自体ありえないわけだが、まぁそこはSFとして受け入れるしかない。

ただ全体の話がよく練られていて、JR北日本とJR福岡の兼ね合いがなかなか面白い。それらと主人公の関わり合いがあまりにも偶然すぎて、そこはもう少し必然性が欲しかったのだが、この短い話の中で円滑に話を進めるには仕方なかったのかもしれない。実質的には5日間の話なのだが、それだけで基本的に終わってしまうので、コンパクトに収めるためには偶然に頼るか、もう少し必然性を加える必要があったかもしれない。

実質的に読むのに一週間ぐらいかかったが、読むのが速くない人でも2、3日でいけそうなライト感はあった。その割には設定が細かかったりするので満足感は十分にあるだろう。現状のテクノロジーの延長がかなり効いてきたりはしていたが、そういう前提知識はSFには当然のことなんだろう。というか、今の常識からあまり離れすぎていると想像しにくいのはあるだろうから、逆にあまりに突飛にはしないのがSFの現状なのかも知れない。


SFとかは感想文が書きにくい。そこそこ時間は経っているのでネタバレしてもいいかとは思うのだが、ネタバレ部分が根幹部分でもあるので、推理小説とかと同じ様にやっぱり書きにくいところがある。なので、詳しいことは書けないのだけれど、わりあいよく考えられて書かれているので、トンデモ感は思ったよりも薄くなっている。それとあえて題名に「SF」と入れているところで先入観があって、イロモノ感もすんなり受け入れられるところはあった。

ネタバレ的なことを書くと、あとがきに「横浜駅は永遠に完成しない日本のサグラダ・ファミリアだ」と揶揄されるが、「常に工事が行われている状態」頃が完成形とあり、妙に納得した。生物の挙動と同じで完成に向けているための途中過程ではなく、流動している状態自体が完成した状態なのだと。


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  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2016/12/24
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マンガもあるらしい。映像化は難しいとは思うんだけど、すでに挿絵等で基本はできているので何とかなったのだろう。

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  • 発売日: 2018/11/01
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横浜駅SF全国版というのもあったので、機会があったら読んでみようと思う。

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  • 発売日: 2017/08/10
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Twitterまとめ投稿 2019/05/27 [Twitter]


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「オリジナル」という言葉の使い方 [徒然]

今まで気になってはいたんだけど、macOSの辞書によると

オリジナル
一 (名)
① (複製・模写・翻訳などに対して)原型となるもとのもの。原作。原物。
② 独自に創作したもの。

とある。1、2に対して逆の意味合いを持つ可能性もあったりする。普通に考えれば「原作」的な意味合いが強いと思うけど、「誰々オリジナル」と言うと元となるものの派生して独立したものという意味があって「原作」的な意味からは逆の意味になってしまう。

例えばザクは大河原さんのオリジナルのMSだけど、リファインした場合、カトキハジメ・オリジナルのザクと言うこともできる。なんか納得できない。前もオリジナルと言う言葉遣いに違和感を覚えていたのだが、日本語として一般的にどちらも使っている様だ。

originという英語の主な意味を考えると、原型という意味の方が強いんだろうが、後者の意味もないわけではないので困ったものである。

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Twitterまとめ投稿 2019/05/26 [Twitter]


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ブルーレイディスクレコーダーのBD-R焼きは焼いた後チェックしましょう [ハードウェア]

BD-Rは焼いた後チェックをしたほうがいいという話。PanasonicのBDレコにしても、Toshibaのものにしてもだ。前者はドライブの問題で、後者はディスクの質の問題だ。ディスクの質についてはPanasonicも関係するので後者だけの問題ではないのだが。

SONYのBD-Rディスクは今まで焼きミスはほとんどしたことがなかったので、そんなに気にしていなかったんだけど、たくさん買っていると不良品も出てくる。それは仕方のないことではあるのだけれど、なるべくそういうのは出て欲しくない。CD-Rが普及し始めた昔ほど粗悪品も出回らなくなってはいるので、そこまで気にする必要はないのだが、やっぱり不良品が出てくるのは必然である様だ。

Panasonicの時にはおそらくドライブのエラーのせいで、焼き込み時に全部見られなくなっていたのに本体側でリカバリもできずにエラーを出さずに終わっていて、HDDの元データをBD-Rの状態を確認せずに消してしまった時があって、それ以来焼き込み後には軽くはディスクの焼きこみ具合というか、エラーがないのかを確かめている。エラーが出てノイズくらいならまだしも、全くディスクの中身を見られないという悲劇をPanasonicで味わったので、ToshibaにBDレコが変わってもチェックは面倒くさいけどもやってはいる。

そんな中、焼いたBD-Rがノイズが出た。必ず同じところ出ているわけじゃなかったので、もしかしたらドライブがおかしくなったのかなと思って、しばらく休ませたり他のディスクを再生したりして確認したけれども、特におかしいところは見られなかった。

結局、何回かおかしかったディスクを見てみると、同じところで発生していないけれど、その周辺でノイズが発生するのは変わらないことであったので、とりあえずそのディスクの問題であることはなんとなく判明した。単純な書き込みミスなら同じところでエラーが出てノイズが発生するのだろうが、ディスクの状態が不安定なのか全体的にちらほらとノイズが発生してしまう様だった。

状態から見てもドライブの問題ではなさそうだし、元データも壊れているということはない。ディスクの書き込み時にエラーが出るときは、色々懸念点はあるのだろうけど、やはり長年使っていない限りはBDレコ側じゃなくディスク側の不具合の方が多いのではないかと思われる。相当手荒に扱っていなければ、ハード側はそれほどミスはしないと考える方が普通だろう。

ただ、Panasonicはドライブが壊れやすく、エラーを感知してディスクをリカバリしようとしても失敗した場合、そのままエラーも出さずに止まってしまう。これはかなり痛い仕様だ。リカバリが成功した場合は、エラーが出た旨を報告してリカバリも終えたと見てわかるのだが、完全にエラー処置が失敗すると沈黙してそのディスクも全部見られないという酷い状態にすらなるのだ。何度かそれを経験して、2台目でPanasonicのBDレコーダーは見限った。

失敗するのもさながら、ディスクドライブが非常に壊れやすいのだ。パソコンのディスクドライブなんて滅多に壊れないのだけれど、パナのBDレコはかなり繊細にできており、BD-Rを入れる時も手油をすごく気にしないといけないレベルであった。本体のソフトのできなどは良いのだけれど、壊滅的にドライブの耐久性がない。二台見てきたから間違いない。


チェックとはいえBD-R全部は見ていないので、一部でエラーは起きているかもしれない。だけど、とりあえずは全部がエラーばかりとか、エラー以前にディスク全体が見られない状態になってしまうことは避ける様にランダムに一部はチェックを入れている。まぁ大体はそれで足るし、ディスクの不良は一部よりかディスク全体に問題あることが多い様だし。

色素系ではないからか、BD-Rの焼きミスはDVD-Rよりも少ない気がする。そもそも作っているメーカーが少なくなったので、機器の相性問題もあまりないので楽ではある。でも、光学ディスクは水ものなのでやっぱり不良品は出てきてしまう。それも作った後にチェックすることはあまりできないので、実際に焼いてから判明することになってしまう。面倒な話だがずっとHDDに録り溜めておくわけにもいかないので、今日も今日とてBD-R焼きに専念してしまうわけだ。

ともあれ、見ていないけど焼いてはある深夜アニメとかかなりあるんだよなぁ。そっちの方が問題という噂もあるけれど…。

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Twitterまとめ投稿 2019/05/25 [Twitter]


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Twitterまとめ投稿 2019/05/24 [Twitter]


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99.99がスーパーで売っていたので思わず買う。 [徒然]

99.99は狭いスーパーの売り場では売っていないことが多かった。狭くてもコンビニでは売っているのだが、スーパーだと大量仕入れするためか、新し目の製品はメーカーの売り込みが強くないと入ってこないことが多いのだ。それがやっとメジャーになったためか、田舎のスーパーにも入るようになった。

休日とはいえ昼の日中から、チュウハイを飲んで町内をうろついているってのはあまり外聞がいいことではない。ともあれ、99.99のパッケージはお酒っぽくないので後ろめたさは少し少ない。ただ、歩きながら飲むと酔いが早い。超酔う。

酒は特に高い酒じゃないとダメということはないが、まずいのは飲みたくない気はする。美味しさとコスパのバランスが自分には大事だ。各カテゴリは下記のようになっている。

酎ハイ 高くなくて酔えればそれでいい。ので度数が高めの最近のが好き。美味しさを求めるとソフトドリンク扱いに近くなってしまう。
白ワイン 甘ければ高くても安くても割といける。というか、そんなに高い白ワインは飲んだことがない。
赤ワイン 高いのは上を見ればきりがないので、安いのでいいのだがあまり安いと酸っぱいだけの美味しくないのが多いので多少は気にする。
日本酒 高いのがいいのだが、あまり高過ぎても良さがいまいち分からないので、そこそこいいものをチビチビとやりたい。あまり安いのは料理酒みたいなのになっちゃうから。
ウイスキー ジョニ黒とかシーバスリーガルとか名の通っているものしか飲まない。安いのは美味しくないし、高くてもこれまたよく分からないので、一般的なものしか飲まない。


こんなものか。ある程度以上高くなっても、味が格段に良くなるわけでもないので、ある程度お金をかけていいのなら飲むし、かけられないのなら酎ハイなどで酔うだけに注力する。酔うだけにしても、雑味があって気になるのはあまり嬉しくないので、プレーンで安定したものを望む。

99.99は雑味が少なくてスースー飲めてしまう。手っ取り早く酔うのに向いている。不味くもない。値段も高いわけではない。なので酒を飲むという行為にしてはコスパとかがいい。

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Twitterまとめ投稿 2019/05/23 [Twitter]


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テレビは面白くないから積極的にはもう見ない。 [徒然]

特にバラエティ番組の劣化がひどくて、最近あんまりテレビを見ていない。それでも世の中に疎くなるのも嫌だなと思って、ニュースは見ていたのだが、ニュースは暗いことばかりがなり立てるので見ていて辛い。

人が殺されただの、老害が若い人を轢き殺しただの、マイルドヤンキーがあおり運転をしただの、嫌なことばかり提供される。少しは知っておいた方がいいとは思うけど、そう何回も同じことを見させられても、そこから学べることは大してないよな。

そんなわけで、深夜アニメとちょっと面白いと思ったバラエティだけを録って見るのが主になっている。それにしたってすごく面白いわけではないのだけれど、オンタイムでつまらない番組をだらだらと見続けるよりかはマシだ。昔はチャンネルを回せばなんとか時間を持たせる番組があったのだが、昔の土曜の午後と同じようにつまらないものばかりになってしまっている。

新聞も読まない、テレビもあまり見ない、ネットは好みの取捨選別されたものしか見ない、となったら情報がかなり貧弱になりそうだ。知りたいことはググれば出てくるが、疑問に思ったりしなければ調べること自体しないだろうし。

ネットの普及で格段に情報的に便利にはなってはいるけど、根本的に娯楽があまり面白いと思えなくなってしまっている。さらにその娯楽も割と手に入りやすくなってしまい、有難みがないからさらに価値を下げてしまう。

多分、自分の身の回りに時間をかけろということなんだろうな。やろうと思ってもやれてないことは多いし、本来プライオリティを高くしてやるべきことは割とあるんだよね。面倒でやらないだけで。今までテレビで無駄にして着た時間を取り返すのにはいいんじゃないかとは思う。だけど、楽な方向に流れてしまうのが人情というもの。

とりあえず、やった方がいいと思ったものは手をつけてみよう。全部できなくても何かしらやってみよう。正直、病気のせいでそういうモチベーションが湧かない状態にはあるのだけれども、時間が空いたらテレビを見るのではなく何かやるべきことを探そう。

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