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対立するもの [音楽]

昔から正義と悪とか、悪魔と天使とか、そういう対立する概念があった。
文化的にもメインカルチャーとサブカルチャーとかカウンターカルチャーが
あってカウンターカルチャーのカウンターカルチャーみたいなものが出てきて
どれが主流でどれが亜流とか言う色分けは意味がなくなってしまった。

実際、マスコミで大きな流れがあるものの、大きな文化の流れは
ごった煮状態で多様性の塊みたいな感じになっている。

バブルが消えたあとか最中ぐらいの時期に、オルタナティブロックが
台頭してきた。ロックというとHR/HMというシーンがあって
自分もそれに沿って聴いていた。でも、NirvanaやPearl Jamの
出現によってオルタナティブにスポットライトが当たって
オルタナティブとはいえないほどメインストリームまできてしまった。
それはSmells like teen spiritが契機になったと言える。

そもそもがメインの傍らのオルタナティブという位置づけだったのだけれど
既存の枠組みに入れにくい音楽をみんなオルタナティブと呼んでいたようだ。
正直言って何がしかの特徴があるというわけではないのだけれど
世紀末的な暗い感じというかダウナーなものが多い気もしていたが
必ずしもそうではなかったりして訳がわからなかったというのが本音だ。

NirvanaやPearl Jamはオルタナティブだね。
Sound Garden、Stone Temple Pilotsも間違いなくAlternative Rock。
Sheryl CrowはどこかでAlternativeって言われてたけど違うよな~。
Nickel Backをオルタナティブと呼んでいる人はあまり聞いた事がないから違うだろ。

というかんじ。

元々アメリカの音楽のジャンル分けっていうのはわりと適当で、
R&Bというのを見るとそれがわかる。
大体が黒人系の音楽をさすことが多いのだけれど、
ダンサブルなヒップホップだったり、ラップだったり、バラードであったり
正直どこまでがリズム&ブルースなのかが良く分からない。
別に黒人でなくてもR&Bな人はいるしねぇ。宇多田ヒカルとか。
やっぱり決まりはそんなにない。

そんなわけであまり信用が置けないアメリカのミュージックシーンな訳ですが
とりあえず、クラシカルなロック、特にメタルやハードロックに対しての
対抗する的なイメージなのかな。だからAlternativeなんだろう。
改めて辞書で調べてみると、一番使わなそうな「二者択一の」という
訳語が出てくるんだけど、

代わりとなる,代わりの
慣習[伝統]的方法をとらない,新しい

というほうが近いのだろう。Geekとして言うならYet Another的なもの、かな。
改めてオルタナティブと言われているものを見ると、R&Bより混沌としているし
コアになっているバンドを挙げてみると結構似ている一塊はある。

NirvanaとPearl Jamがオルタナティブと同じくくりをされる中で、
仲が悪かったりしていたらしいが、過去のバンドとの対立構造みたいな
ものは聞いた事がない。あったのかもしれないけど、
ラップとかのディスり具合を見ていたほうが
よっぽど仲が悪そうな感じはする。実際、殺し合いとかをしている
貧民街からの出身の黒人ラッパーは少なくないみたいだった。


そんなわけで、ロックバンドだけど衣装は普通で、今までの型がある程度決まっていた
ものに対してオルタナティブと呼んでいただけのことなのかもしれない。

別に二者択一なことを意識してやっていたわけではなく、自然にやってたら
メインストリームにのし上がっていたというのが正直なところだろう。

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